2019-01-31から1日間の記事一覧

■琳派を生んだのも育てたのも実は徳川家康だ!誰も言わない美術史。その⑤■

僕が、「鷹峯光悦村は芸術村などでは無くて、徳川家康の孫娘、和子(まさこ)の皇室への嫁入り道具を製造する秘密工場だった」と新説を発表したのは確か4年くらい前でした。下の画像は光悦寺に残る光悦町の古地図です。最近発見したものですが、特別な資料で…

■琳派を生んだのも育てたのも実は徳川家康だ!誰も言わない美術史。その④■

下の画像は、「新発見 洛中洛外図屏風」(青幻舎 狩野博幸著)の一部です。描かれているのは1620年6月、徳川家康の孫娘である和子(まさこ)が、入内した時の豪壮華麗な盛儀の模様です。和子は二頭の牛が引く壮麗な牛車に乗っていて、屋根には丹念に葵の御紋…

■琳派を生んだのも育てたのも実は徳川家康だ!誰も言わない美術史。その③■

■琳派を生んだのも育てたのも実は徳川家康だ!誰も言わない美術史。その③■ 徳川家康の孫娘、和子(まさこ)が皇室に入内して、着物道楽を極め、尾形光琳の実家の呉服屋である雁金屋に、半年で現代の金額にして2億円もの発注をしたことは、前号に書いたとおり…

明けましておめでとうございます。  2019年年新春

すがすがしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。この一年を皆さ まが健康で幸せに満ちて過すごされますよう、心からお祈り申し上げます。 ■わが家の近く、宝塚の清荒神清澄寺/最後の文人と言われる富岡鉄斎の水墨画 や人間国宝・荒川豊蔵の茶碗のコレ…

■琳派を生んだのも育てたのも実は徳川家康だ!誰も言わない美術史。その②■

関ヶ原を戦い、大坂夏の陣を経て天下を確たるものにした徳川家康にとって、残す最大の野心は、わが血を皇室に入れて皇族の一員になることです。前回も書いたように、そのためには孫娘の和子(まさこ)をどうしても後水尾天皇に嫁がせたい。子供ができれば、…

■琳派を生んだのも育てたのも実は徳川家康だ!誰も言わない美術史。その①■

名残りの紅葉もあらかた散ってしまいましたが、画像は去る11月末の京都・修学院離宮。この時期はまず無理、と言われていた抽選に運よく当って、出かけたものです。一番標高が高いところにある「浴龍池」から見るランドスケープは、さすがに眺望絶佳。ちなみ…