2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
読者の皆さま。以下は、京都大学時計台の講演会を7月に控えて、メールによる事前レクチャーを 兼ねています。お申し込みの方以外も気楽にお読み頂ければ幸いです。これはその3回めです。 ゴッホがパリに出て、浮世絵に出会って翻然と自己変革を遂げ、後世、…
読者の皆さま 京都大学での美術講演会のごあんないと、メールによる講演内容の事前講座です。 左はもうご存知でしょう。ゴッホがパリに出てから描いた《タンギー爺さん》。爺さんと は変な呼び方ですが、親しみを込めて「タンギーの親父さん」とでも訳すべき…
前回、ファン・ゴッホの拳銃による自死は、死ぬことによって普遍を獲得し、永遠を生きようとする ――ヨハネ福音書における麦の粒のように――殉教的行為であると言う自説を開陳させ て頂きました。もし、そうであれば、またもや発想が飛躍すると言われるかもし…
みなさま 健やかな休日をお過ごしのことと存じます。小生、ヴェネツィアのルネサンス絵画 を寺院に訪ねる旅から帰ってきました。日本ではつつじが満開、新緑の美しさが 今年はことさらに目に沁みました。さて、京都大学での美術講演会のご案内です。 ● 日本…