2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧
江戸の人々が好んだものは、花見に旅行、そして芝居、風呂。まあ、なんとも羨ましいリタイア後の理想のような生活を、皆がしていたんですね。6人に一人がお伊勢参りに出かけたという記録もあります。大した現金収入や貯金があったとは思わないのに・・。200…
気になって来た疑問は、秋に行うべき小麦の播種を梅の咲く春に行った絵を描いて可笑しくな いか、と言うこと。それに対する考えのひとつは、この梅は単にコラージュだから、季節が不整 合でも構わない、梅は春、小麦を播くのは秋、別に絵だからいいじゃない…
最初にお断りですが、左下のミレーの《種まく人》は、今回の国立近代美術館の「ゴッホ展――巡りゆく日本の夢」には来ていません。話を進める都合上ボストン美術館の画像を借用して掲出したもの。時々間違って、「無かったじゃない」とおっしゃる方が居るので…
京都の平安神宮に近い国立近代美術館で開催されている「ゴッホ展――巡りゆく日本の夢」。 僕が一番気に入ったのは、この《種まく人》。じぶんでは珍しく複製画まで買ってしまいました。 《種まく人》1888年 ファン・ゴッホ美術館(フィンセント・ファン・…
平成30年の節分の日、京大系のシンクタンク「21世紀日本フォーラム」の講演会に呼ばれ、スピーカーの一人としてしゃべってきました。この団体は、歴代の政権に外交や金融政策などを提言してきた伝統ある言論人の集まりですが、この日は新年会と言うこともあ…