【大阪中之島美術館 「佐伯祐三-風景としての自画像」】 ③ 《黄色いレストラン》 この《黄色いレストラン》は佐伯の絶筆で、遺言になるのかもしれません。1927年に家族と再度の渡仏を果たした佐伯は、翌春、パリ近郊へスケッチ旅行に出かけ、寒雨の中で…
1回目の渡仏で、《壁》を描き、自らのテーマとフラットな画法に自信を持った佐伯祐三。病身を周囲が心配していったん帰国したものの、自分の発見したスタイルへの自負を押さえきれず、逸る心で家族とともに、今度はシベリア鉄道経由で2度目のパリに着きます…
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