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ウフィッツィ美術館、最初の部屋でいきなり、ジオットの傑作「聖母子」に対面。

 

■□■□■   【ルネサンスの名画を訪ねて、イタリアを旅しました①】      ■□■□■   

 

ルネサンスの名画を訪ねて、ローマからフィレンツェの旅に出かけました。フィレンツェは、花

の大聖堂の名で知られるサンタ・マリア・デル・フィオーレが街のシンボル。ルネサンスの奇跡

とも言われるこのクーポールは街のどこからも見ることが出来ます。峻厳なゴシック様式と違って、東方の異国趣味もたっぷりの心をとろかす僕の好きなデザインです。

 

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 ホテルのルーフバルコニーからの景色。正面がドゥオーモ。筆者画。

 

それにしてもフィレンツェの街は鐘楼が多いですね。定時ともなると、多くのみ寺から鐘の音が路地という路地に降り注いで、われら異国の旅人をもヨーロッパの中世へといざないます。

フィレンツェ最初の朝、何をおいてもまずウフィッツィ美術館を訪ねました。長い石の階段を3階へ。天井が高い分、階段も長い。そのせいか期待の高さゆえか、ともかく心臓を躍らせて最初の部屋に入ったのでした。

 

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すると何と、正面でいきなり僕を迎えてくれたのが、この「荘厳の聖母」でした。ルネサンスの先駆者で、イタリア絵画の父とも言われるジオット(1267年頃-1337年)の代表作。全体の高さは3mを越えます。五角形なのは元は教会の祭壇画だったため。まさかこんな有名作にいきなり遭遇するとは。同じ部屋には、同じ時代のチマブーエなどの聖母子像も揃って、心憎い展示構成。この時、確かにわが耳はルネサンス開幕のファンファーレが高らかに鳴るのを聞いたのでした。

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ジョット・ディ・ボンドーネ 「荘厳の聖母」(部分) 1310年 ウフィッツィ美術館

 

さて「荘厳の聖母」、言うまでもなく幼子キリストとその母、マリアを描いたものです。この

絵がどうしてそんなにすごいと評価されるのか?それには「ビザンチン」というルネサンスに先

行するスタイルを知っておく必要があります。ビザンチンとは何か?これは5世紀から、今の

イスタンブールを首都とする東ローマ帝国を中心にして千年も続いたの様式です。ちょっと

長くなるので、この話は次回の配信で。

 

■ニューズレター配信  ものがたり創造研究所  岩佐 倫太郎      

 

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